小金井での刺傷事件の警察の対応は
2016年5月21日、東京都小金井市のライブハウス近くの路上で、当時女子大生でアイドルだった冨田真由さんがストーカーに襲われるという事件が起こりました。
犯人・岩崎友宏は、冨田真由さんのファンだったのですが、好意が高じてストーカー化。事件当日、持っていた小型ナイフで冨田真由さんの首や胸、背中など計34ヶ所を刺して傷つけ、その場で現行犯逮捕されたのですが、冨田真由は意識不明の重体。
一命を取りとめたが、精神的負担は想像にあまるものと考えます。
その後、被害者の冨田真由が手記を発表しています。女性は「殺されるかもしれない」と何度も警察に訴えていましたが、危険がないと判断されたことを「今でも理解できません」とつづっています。
これまでスートーカー事件で警察の方と何度も話し合いをしてきましたが、一般的に被害者を本当に心配し、非常に協力的な担当刑事さんばかりでした。
一番協力しづらいのが
1、証拠がまったくない
2、脅迫語も接触もなく、「何だか気持ち悪いので対応してください」等の依頼。
3、とにかくまる投げで「犯人を逮捕してくれ」の一点張りの依頼
警察の場合、事件化または事件になるというような事例でないと起訴できないので、その真意が明確でない限りなかなか動いてくれません。
小金井市の事件では、これに当てはまらず非常に残念な事件だと思います。
早く、精神的にも立ち直られることを切に願います。